「恋のサイダー」(流線形)って佳曲がありましてですねぃ。
それはさておき。
5月の大型連休(公共放送的言い回し)中はわりと仕事が溜まってたので、大概出勤してちまちまと仕事にあてていたのですが、1日だけちょっとだけ遠出して温泉なんぞへ行っておりました。
とは言っても大型連休なんぞ人いきれしてしんどいだけなので、出来るだけ人の居ない温泉に、ってことで島根の山の中の方面にいくことに。
結構いいお湯たくさんあるんですよ、島根の山の中って、奥さん。
でも島根の山の中って大概乗用車でしか行けないところでして、免許は保持してても乗用車を所有していない私めにはとてもとても。
大型連休中にレンタカーもおいそれとお借りにはなれやしないし、カーシェアだと距離的に結構距離チャージがかかる距離でもあるし…
でも、一箇所だけ、広島から公共交通機関だけで行ける島根の山の中の良質のお湯を、私は知っている。
三次までバスか電車に揺られ
そこからバスに乗って終点までまた揺られ
そして町営バスという名のハイエースに乗ってまた揺られ
バスを降りて長閑なまちを少し歩いて
仮寓からすれば4回公共交通機関を乗り継いでやってきたりますはここ。
17.8年ほど前、零細日雑メーカーの営業マンとして中四国をほぼほぼ一人で担当していた頃、山陰から広島へ向かうバスの道中でこの看板をみて、10年近く恋い焦がれて、8年くらい前にようやく訪ねてみれば自分好みの泉質で、気に入って、気に入って。
数年前に広島市内から公共交通機関だけで日帰り可能なことを発見してからは、不定期的に気分転換を兼ねて出かけるようにしていたり、なんかしたり。
GW中と言うことで「混んでいます」の表記に恐れおののくものの、さして混んでおらず、待ち時間なく入湯。
ラムネ…という割には炭酸炭酸していないのですが、ぬるめのお湯がじんわり身体に染み渡り、1時間程度の入浴でもしっかり身体と肌が心地いい。
広島というところは残念ながら「温泉不毛の地」と言わざるを得ないくらい温泉には恵まれないのですが、広島からそう遠くないところには、こんないいお湯があるのです、はい。
あ、島根のこのあたりには他にもいいお湯がいくつかありまして。
色々お湯を楽しむのならやっぱりクルマで乗り込むのが実際のところは吉、なんですよね、はい。
まぁそんなこんなで、連休の記事を書こうと思ったらもう7月だよ。
ああ、気泡のまとまりつくぬる湯が恋しい季節。
届けcider。俺にCider。